私たちについて
About us
Message
代表メッセージ
尊厳のある「最後の時」を支援することのできるプロの仕事に
そして現場や地域で「ここまで出来る」という価値の創出にチャレンジするために
人口減少時代の中、医療や介護が必要になる方々が増え続けている日本。また同時に超高齢社会に伴い多死社会ともいわれるようになった日本。どちらも医療・介護業界での避けては通ることのできない、向き合っていかないといけない課題となっています。昨今ではアドバンス・ケア・プランニング(人生会議)を代表するように、死というものへの向かい方を自ら考え、周りの人たちと共有し、その人らしい人生の終え方をまっとうすることのできる世の中にもなりました。しかし現場では言葉を発することの出来ない方々や意向とは異なるケアを受けている方々も少なくありません。また同時に「不適切なケア」による褥瘡(じょくそう)や拘縮(こうしゅく)、骨折、誤嚥、呼吸苦、過剰な発汗、不眠、便秘など、対象者の重度化も現場の大きな課題となっています。重度化が進めばその方の人生の最後段階も非常に苦痛を伴うものとなり、その姿を見るご家族にとっても辛いものになりかねません。
しかしこれらの重度化は、適切な環境とタイミングで、適切なケアを実践すれば最小限にとどめることができ、予防も改善も可能だと考えています。当然重度化を予防することができれば、苦痛のないその人らしい「最後の時」をまっとうすることもできます。また関わる支援者も自分たちの行っているケアの目的や結果を実感することができ、現場における「やりがい」や「プライド」の醸成にも繋がっていきます。
「重度化の予防」と「尊厳ある最後の時」というものを「在宅」というフィールドでこだわって実践するために、在宅ケアに特化した事業をこれまで展開してきました。なぜなら自分たちが実践し結果を出すことで、在宅というフィールドにおける「どうせ無理」を「やれば出来る」に変えていきたいからです。そしてやれば「ここまで出来る」を、現場や地域にある数ある価値の中の1つとして示したいと思っています。 決して簡単な事ではないことは分かっています。簡単な事ではないからこそ、一人では成しえない事だからからこそ、スタッフ皆で挑んでいきたいと思っています。大きな山だからこそ、それぞれが自己研鑽に励み、チームの力で進んでいきたいと思っています。そして何よりこのミッションをスタッフ皆でやりがいをもち、自己の成長を楽しみながらチャレンジしていきたいと思います。
『為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり』
この教えをモットーに一歩ずつ進んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
リハケアリングネットワーク 理事長
香川 寛Yutaka Kagawa
1979年生/広島県廿日市市出身
作業療法士/高知リハビリテーション学院卒業
経歴
急性期・回復期リハビリテーション病院、訪問看護ステーション、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設等に従事後、オーストラリアへの研修、内閣府のイギリス派遣を経て、2013年に特定非営利活動法人リハケアリングネットワークを設立。
介護保険事業、コンサルティング事業(広島県を中心に施設・病院の重度化予防ケアの導入・実践研修、チームマネジメントのサポート)、セミナー事業(ポジショニング、シーティング、ノーリフティングケアを中心とした福祉用具の活用法、重度化予防のためのケア技術など年間200回以上※2019年実績)を運営。
Philosophy
理念・方針
尊厳と権利を取り戻してもらう
ためのケアを通して、
成長することのできる繋がり
私たちリハケアリングネットワークは、この名称が表す通り、尊厳と権利を取り戻す(Rehabillitation)ためのケアを通して、ケアする側も成長する(Caring)ことのできる繋がり(Network)の構築と実現を目指した活動を行っています。
法人理念
歳をとっても、
障害があっても
「自分らしい暮らし」
が保障される
「尊厳のあるケア」
が当たり前な
地域・社会の実現に
尽力する
経営理念
事業を通し収益を上げることは、法人理念を達成するためであり、そのための次の事業に投資するためである
法人に関わるすべてのスタッフの充実と幸福のために収益を上げ、事業を展開する
活動理念・活動方針
活動理念
-
プロフェッショナル
「人」「地域」「社会」に対して想いとスキルを持ち、より良い方向に進めていくことの出来るプロフェッショナルを目指す
-
相互成長
課題に対し自己の成長はもちろん、仲間と一緒に前に進むことのできるチーム作りを目指す
-
人生における充実
仕事・活動を通して、関わる全ての人の充実を目指す
またそのために個人の状況や生活を考慮し、最大限能力の発揮できるフィールド作りを目指す
活動方針
- 現場での実践と結果
- 自己研鑽とチームワークの重視
- 情報発信と啓発活動
- 目的の達成のためのパートナーシップとネットワークの形成
Outline
法人概要
- 法人名
- 特定非営利活動法人リハケアリングネットワーク
- 所在地
- 〒 738-0034 広島県廿日市市宮内4丁目10-5(地図)
- TEL
- 0829-39-8155
- FAX
- 0829-39-8154
- 設立
- 2013年(平成25年)6月5日
- 代表者
- 理事長 香川 寛
- 事業内容
-
- ・リハビリテーションとケア、福祉用具等に関するセミナー、勉強会の企画、開催
- ・2次障害を予防、改善するためのケア技術と生活支援の啓発活動
- ・コンサルティング事業
- ・訪問看護ステーション
- ・居宅介護支援
- ・看護小規模多機能型居宅介護
- ・地域密着型通所介護
- ・カフェ
沿革
- 2010年10月
- 有志のメンバーで定期的な自主勉強会をスタート
- 2011年1月
- 関係機関からの研修依頼の対応のために任意団体を設立
- 2013年6月
- 特定非営利活動法人リハケアリングネットワーク 設立
- 2014年4月
- リハケアネット訪問看護ステーション 開設
- 2015年4月
- コンサルティング事業を本格的にスタート
- 9月
- 事務所移転
- 10月
- リハケアネット介護の相談室 開設
- 2017年4月
- 2次障害を予防・改善するためのリハビリテーションケア(DVD)制作
- 2020年2月
- 看護小規模多機能ゆたかな家・訪問看護ステーションゆたかな家 開設
- 2021年10月
- 事務所移転
- 11月
- 在宅生活支援センターらいとす廿日市として、看護小規模多機能らいとす
廿日市、Gymデイらいとす廿日市、café Rightsを開設
同時にリハケアネット訪問看護ステーション、リハケアネット介護の相談室の名称を変更