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  • 開催レポート

〈コンサルティング報告〉特別養護老人ホーム 鈴が峰

平成26年9月から約半年間関わらせて頂きました。
三篠会さんは法人をあげて、ノーリフトを含む現場のケアの改革に取り組まれています。
まだまだ進んでいく高齢化の中で、利用者さんへ提供するケアの質をあげるために。
そして、現場で働くスタッフさんたちのやりがいであったり、腰痛予防を含めた健康の保障のために。
こうした法人の組織的、段階的な取り組みで、これからの介護・福祉のイメージをポジティブなイメージに変えたいと。
このような想い・考えにとても共感しました。

そして研修の中身としては、施設のスタッフさんを2チームに分け、2次障害の予防・改善のための実技研修を行い、間で現場実践研修としてスタッフさんと現場をラウンドしながら入所者さんの実際のケアを考え、ケアプランに反映してもらいます。

 

①2次障害について(オリエンテーション)と座位の修正について
②リフトとボードでの移乗について
③ポジショニングについて
④振り返りとグループワーク
⑤ベッド上でのシートやグローブを用いた移動について
⑥人の動きを考えた起居について
⑦抱え上げない移乗について
⑧座位での姿勢管理について
⑨排泄ケアについて
⑩グループワークとまとめ

以上のプログラムで半年間ご一緒させて頂きました。

皆さん本当に熱心で、技術の習得の具合などははもちろん個人差はありますが、確実にステップアップされたと思っています。
そして、何より嬉しいのは現場の利用者さんの生活や状態に大なり小なり変化が見られたこと。
本当にお忙しい中、皆さん頑張って実践して頂いたと思っています。

 

そして最後は修了式。
半年間の研修プログラムが終わって、特養鈴が峰さんにおいてはこれからが本当のスタートなんだと思います。

 

ぜひこれからも三篠会という法人を引っ張っていってもらえるような、そして利用者さんの生活に結果を出せるような、そんな風に皆さんで前に進んで行ってもらいたいと思っています。
これからの時代を切り開いてもらうために、陰ながら引き続き応援をさせて頂きたいと思います!!

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